エルマニア日記
 
主に切り絵と日常とFFとミドリフグとリウマチと映画の話
 


映画の話2

以下、ホラーとかどうしようもない映画とか
はいはい、恒例、恒例。


■ドラキュラVSヴァンヘルシング

やーもーVSシリーズきちゃったよー
お前もか!ヘルシング!!・・・・って思ったけど
うん、ただのドラキュラのリメイクみたいな感じでした。
流行ってるから邦題これにしょうぜwww
ってコトだったのでしょうか。パケもそれにならって。
原題はそのまんま「DRACULA」らしいです。

しかも、昨今(2006年)の作品なのに
質が落ちてます。
1992年のドラキュラ映画の方が
切なく悲しい描き方で、こちらの方が
私の中で圧勝してます。

「2006」0-10「1992」位の勢いで
1ミリも前のものよりいいんじゃないかと
思ったシーンが全く無い。

ドラキュラがイケメンではない辺りは
ドッコイドッコイですが。




■ ●REC3

1、2と比べると、
なんかはっちゃけた気がしないでもない。

1は、閉鎖された空間で、徐々に感染が広がって
感染源のなにものかに襲われる恐怖的な感じ。
アパートに変な病気が流行ってそこにレポーターが
カメラマンと潜入し、いわゆるブレアウィッチ撮りしていて
画面、グラグラ系で酔う人は酔う。

2は、過去、そんなコトがあったアパートに
悪戯に若者集団が入り込んで、
ビデオカメラ回しながら肝試し・・・的な
内容だった気がする。
1よりは面白くなかった気がする。
内容、よく覚えてないwww

で、今回の3は、なんか吹っ切れた感じがして
嫌いじゃないwwwww
しかし、吹っ切れるまでが時間が長い。
結婚式が舞台なんだけれども、
10分間、ダラダラと結婚式の様子を見せられる。
幸せいっぱいの風景に、もっとちょこちょこと
おかしな部分を入れて、幸せに忍び寄る不幸な影の姿を
対比して見せておけば、退屈しなかったんじゃないかな。
しかし、はっちゃけてからはある意味面白い。
もう、●RECのタイトルはどこへやら
1・2は、まだ最後までカメラのファインダー通した
グラグラ映像だったけど、
3はあっさりカメラ壊れて話が進みます。

この人、絶対ゾンビになるな、ってツラのオッサンが
案の定、真っ先にゾンビになって、会場に乱入。
あっという間に会場はゾンビだらけに。
新郎新婦、ナイトと姫みたいな
演出にしたかったんだろうけど姫が強いwww
花嫁衣裳を着て、チェーンソーを振り回します。





監督、絶対、ソレがやりたかっただけだろwww




きちんと伏線を張って、即回収もいたします。




友「結婚式に呼ばれると思わなかった」

姫「来てくれるとは思わなかった」



疎遠になっちゃってたけど、これからもヨロシクね
ウフフ、ってなった瞬間、友人が死にます。
あらゆる伏線が、とてもわかり易い。
あ、でも、最後の方の読経(?)が通じないゾンビは
なるほど~って思ったけど、その前に
そんな人、最初からいたっけ?みたいな
又、最初から観るほどでもないから、
確かめるのも面倒な。

ある意味面白かったです。暇つぶしに。







■マスターズ・オブ・ホラーシリーズから2本

◎世界の終わり

なんとも言えない独特な感じでした。
観たら狂気を引き起こす、伝説の映画を求め
借金返すため、依頼人から頼まれ旅に出る主人公。

あら、この人「処刑人」の弟役「スケアクロウ」の
パパ役の人じゃない。
(B級)ホラー映画に結構出てるのねぇ。
なんて思いつつ鑑賞。

求める映画のフィルムに近づけば近づくほど
徐々におかしくなっていく。

ワー!とかギャー!とかグロー!!とかは
ちょびっとはあるけど、少なめ
どちらかと言うと
不思議な感じがする映画です。
不思議としか言い表せない。
かといって、日本映画特有のゾワゾワ感は
ありませんが、好きな人は好きなんだろうなぁw
という感想。決して一般向けではありません。




◎グッバイ・ベイビー

悪魔に妊娠させられちゃったよ!おろしたいよ!
って言う娘の話。正直、ラスボス登場シーンは
ちょっとしょんぼりした。
見せ方が悪いのか、それとも
見せなかった方がよかったのか。
悪魔がキグルミです。
人間より、ちょっと大き目のキグルミです。
もっと地の果てから這い出すような描写と
圧倒的な存在感を出して欲しかった。





■THE JOYUREI

今回のラスボス。

タイトルだけ観たら
・・・ん?って思う人も居るかも知れない。

そう、あの「女優霊」のハリウッド版。

あったんです。ハリウッド版。
前々から、気にはなっていたんですが
うっかり手を出してしまいました。






どれだけ ダメなんだろうって気になって。








結果
あぁ・・日本のホラー映画が好きなんだねぇ・・
って感じではありました。
リングとか呪怨とか。




でも、なんか間違えている感じが。

日本映画って、意味不明な怖さがあるじゃないですか。
意味不明だから怖い、みたいな。
元凶をぼかしてあったりとか。

ハリウッド版は、
ソレをしっかりと説明しておられました。

向こうの人は、どんな原因で~
とかちゃんと説明しないと、納得出来ないみたいね。
そのへんぼかして、
観る人の感性にゆだねます・・とか
難しいぽい。良し悪しだけど。
呪怨の初代ハリウッド版とか確かに判りやすかった。
日本版の呪怨の説明が面倒だったら
コレみせとけ、位、親切だった。


で、女優霊で最も怖いシーンで
その映画の顔となっているだろう部分の


「女優霊の高笑いシーン」


(コレは昔見た時は、最凶に怖かった)ですが
そんなのもなくてしょんぼり。


なんと言うことでしょう。


女優霊って言うタイトルだけ残し、
匠の技で見る影も無くリフォーム。
あんなに暗かった映画が、光の魔術師によって
明るさいっぱいの空間(主にラスト)に。


元の映画のファンで
どれだけ変わったか知りたいツワモノだけ
見てもいいかもしれません。



8月30日(木)09:50 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理

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