エルマニア日記
 
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2012年5月15日を表示

映画の話【ひきこVS口裂け女】

■ひきこVS口裂け女

でた、VSシリーズ。
しかも日本版。

貞子やカヤコに押されて
かげり気味の都市伝説2大妖怪が
ひっそりとバトル。

2大妖怪つっても、ひきこさんは
最近の若手新人妖怪なので
知らない年配の方もいらっしゃるだろうから
全く必要のない「ひきこ」豆知識を


 ☆ひきこさん(2008年映画化)
 
 肉塊になるまで、
 子供を引きずりまわして殺すという、
 残忍な妖怪。

 いじめられてそうなったのか、
 両親の虐待+軟禁で「ひきこもり」なったのか
 名前が「森ひきこ」だからそうなったのか、
 いわれは諸説ある。

 「ひきこもり」が問題化した現代に、
 生まれるべきして
 生まれた妖怪なんじゃないかと思ったり。
 これは自分の主観ですが。
 
 ウィキペディアによると、
 顔が口まで裂けて醜い・・とあるが
 これは口裂け女と混同している部分がありそう。
 口裂け女からしてみれば

「オメェ!キャラ被ってんだよ!」

 と起こるべきして起こった闘争か。

 対処策としては
 相手が虐待によって受けたトラウマを逆手にとって
 「引っ張るぞ!引っ張るぞ!」と叫ぶか
 鏡を見せると退散する(らしい

 なお、いじめられっ子や
 自分と同じ名前の子は襲われないらしいので
 全国のいじめられっ子諸君は胸をなでおろすといい。



口裂け女はメジャーすぎるので
説明は割愛




さて、以下、ネタバレ気味の映画の感想。




















くっそつまんないwww


小学生の高学年あたりまでなら
素直に怖がって観られるかもですが
いい大人が期待してみてはいけません。

姪や甥と一緒に観て、怖がる様を
鑑賞して楽しむといいかも知れません。




途中飛ばして、ラストは

口裂け女にザクザクやられた婦長が
過去の話を語りだす。
虫の息で、普通はそれどころじゃないだろう・・って
突っ込みを入れたくなる位、ペラペラと語りだす。


「私ですら2番なのに、アンタ、
 その顔でずうずうしいのよ!」


婦長さんが院長の愛人1号
口裂け女(その頃はまだ人間)は愛人2号。

自分が愛人だと知った口裂け女は
子供を孕んでいたが、産み落とした後
イカレて人々を殺しまくった・・が
自分達のせいでイカレたと、世間に知られたら
まずい!って事で院長と婦長で拉致監禁した。
・・と言う内容。

主人公とその親友が口裂け女の子供だ、
ざまーみろとばらして死亡。

余計な事を言い残しやがって。

てか、「腹違い」の口裂け女の姉妹だ、
バーカ!的な事を言っていたが
腹違いの姉妹って事は、
片方は口裂け女の子供じゃないんじゃ。

それとも妖怪に生まれ変わった事で、
妊娠の出来事キャンセルされたか、
妖怪だから腹が2つあるのか。
それとも種付けが違う人だと、
腹違いと言うのか。
私、その辺詳しくないので良く判らないが
製作者の誰も突っ込まなかったんだろうか。
頑張れば、同学年に年子を産む事が出来るので
目をつぶるにしても、なかなかお盛んな口裂け女である。

口裂け女の子が、ひきこさんに
殺されそうになったので、カマを降りあげ
ひきこさんの胸を一突き。
ひきこも負けずと
素手で口裂け女のわき腹をつかみ撃退。

昨今の妖怪は、物理攻撃が利くらしい。
血を噴出す2人、共倒れか?!

崩れ落ちる口裂け女、やはり女子にとって
わき腹をむんずと掴まれるのは致命傷らしい。

それに比べて心臓を一突きされても
割と元気なひきこさん。

結局主人公もひきこさんに殺されたであろう・・
というラスト。なかなか笑撃的な映画でした。



5月15日(火)08:57 | トラックバック(0) | コメント(0) | テレビ・映画 | 管理


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